自己肯定感を上げるピアノレッスン

ピアノ教室

赤磐市桜が丘東のCherish(ちぇりっしゅ)ピアノ教室です。

ピアノのレッスン中に椅子から降りてしまったり、先生の話を聞かずに違うことをやり始めたりする生徒さん。

お母さまがそばで見ていらっしゃると気が気ではないですよね💧 つい「ちゃんと座って!」「先生のお話を聞いて!」と言ってしまいたくなります。

もちろんそのように声掛けした方が良い時もありますが、私のレッスンでは「今生徒さんが何をしたいか」「何に興味があるか」にフォーカスし、行動を認めることを大切にしています。

即時反応につなげる

例えば急に椅子から降りてぴょんぴょん飛び跳ねた場合、「ちゃんと座って!」などとは言いません笑。エネルギーがあり余っていると考え、それを音楽につなげます。

生徒さんのぴょんぴょんにあわせてピアノで音を鳴らし、しばらくしてピアノを止めます。それに反応して生徒さんが止まったら音を聞いている証拠!すかさず「よく聴けたね!」とその行動を褒めます。

これは「即時反応」といって、リトミックにおいてとても重要な要素です。

リトミックとは、エミール・ジャック=ダルクローズが考案した音楽教育法で、リトミックにおける「即時反応」とは音楽の変化や合図に対して身体をすぐに反応させる能力のことをいいます。

子どもの音楽教育では特に重要な要素とされ、音楽を「聴く→理解する→表現する」という一連のプロセスを自然に身につけるのに役立ちます。

まず初めの「聴く」ことが必要なため、これを意識することができたというのは素晴らしいことです。

信頼の積み重ねで自己表現を自由に

次に、先生が「歌いましょう」と言っても歌わずにテキストの絵や音符を指さしている場合。「今はお歌をうたうのよ!」なんて言いません笑。やりたいことがそちらに向いていると察知して、絵を見てお話したり、「ドはどれかな?」と音符を一緒に探したりしてみます。

人間は誰でも受け入れてもらえると「認められた」という感覚だけでなく、相手との信頼関係を築く基盤ができます。先生と生徒という関係もレッスンでのコミュニケーションを通じて信頼を積み重ねていくことが大切だと思っています。

信頼感があると安心して自己表現ができるようになります。

音楽を奏でるということは、音を通して感情や物語・アイデアを伝え表現することです。ピアノのレッスンでも最終的にはピアノを通して表現できることを目指しています。

自由に話せる雰囲気、そして共感してもらったり小さな成功でも達成感を味わってもらうことは自己肯定感を高めるのにとても効果的です。生徒さんの自己肯定感を高めることで自己表現がより自由になりますように。

「認める」ことは子育てにも共通します

過去の私は子育てにおいて「こうしたらいいよ」「こうしたら上手くいくのに」という気持ちが強かったように思います。そこには子どもがどうしたいか、どう感じるかと、本当に子どもの立場に立って考えていなかったかも・・と振り返ります。

相手の立場で考えた方が結果スムーズにいくことが多いです。

子どもが言うこと聞かない~!と悩んでいるお父さまお母さま、本人はどうしたいのかな?と立ち止まって考えてあげると良い案がみつかるかもしれません(^^♪

Cherishピアノ教室ではお一人おひとりの個性を大切にしたレッスンを心がけています。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

Cherishピアノ教室

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